マラアの洞穴

個人的に洞窟は
竪穴式に限るわぁ
と信じている。
フランス語で横穴式洞窟はgrotte(グロット)で gouffre(ゴッフル)が竪穴式。
横穴式には、中を船で探検などもできるという魅力がある。
しかし、竪穴式には光と湿度によって洞窟表面が植物に覆われ、涼しい洞窟の底から見上げると岩と雫、植物の緑に全身が包まれるようだ。空から漏れる日差しは光と影のアクセントをそこに刻む。
それは、美の頂点

で、少し残念なことに今から紹介するのは横穴式のグロットなんだが、タヒチ島の観光スポットに
マラアの洞窟 がある。
grotteppt1.jpg
この洞窟の上部にピスタチオの木が生えていて成長とともに上部の石を押し、落石がおきるようになったため現在は立ち入り禁止となっていて中に入ることはできない。
外から見える範囲での見学だ
grotteppt5.jpg新鮮な湧き水
ゴーギャンもここで持病の痛みを和らげるための足を水に浸けていた。
『ノアノア』(過去の日記ココ参照)に以下のように描かれている。

この洞穴は、ほとんど全部ばんじろうの木におおわれて、道端からは、ばらばらになった岩の凸凹のようにしかみえない。しかし、その枝を除けて、一メートルほど高くゆくと、暗い洞窟に入る。そこには何もない。目は外界を領しているまばゆい太陽の記憶を失ってしまう。・・・略・・・私は、水浴をやろうといい出した。しかしだれも賛成しない。皆この水はひどく冷たいという。・・・略・・・「一緒においで」と私は、奥の方を指しながらテフラにいった。
「気でも違ったの?あの奥はたいへん遠い。・・・・・それに鰻がいる!だからあんな方へいった人は一人もいない」(P.75 L.4-P.77 L.18)

全く、テフラったら若いんだから行けよ
また、この周辺には様々な植物が生えていて、それを観察するのも楽しい。
そのうちの一つ、タヒチやんが昔、傘のように使ったと言われる・・・
grotteppt9.jpg APE アペ
傘?ほんまか?
こんなんじゃ、びしょ濡れになんで。

ま、とにかく、2000m級の山を持つタヒチ島ではこのように湧き水も豊富だ。
にも関わらずタヒチでほんまに困ることの一つに
ライフラインである水道が止まること。
朝起きて断水に気づくと非常に悲しい。
高給取りでもないのにミネラルウォーター洗顔&歯磨きだ。
そんな、悲しみに朗報
洞窟付近には数箇所の水汲み場があるのだ。
eauppt2.jpgタヒチやんが絶えることがない
我が家からはちょっと距離があるので顔を洗いにここまで来てたら仕事に遅れるのが難点
しかし、水道の引かれていない家もまだまだ多いタヒチでは大事な場所だ。
eauppt1.jpg汲むったらない
ここで水を汲むためのガソリン代と水道料金、どっちが・・・
あかん、あかん、
そんな計算をしてたらタヒチやんにはなれへんで~

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コメント

蒲焼き

今でもうなぎはいるのかな?
蒲焼にすれば間違いなくノアノアだ。

APEは沖縄の「クワズイモ」にそっくり。
葉っぱは1m以上になるから
いつも傘を思い起こさせるよ。

湧き水もおいしそう。
これでお茶を入れれば
やっぱりノアノアだよね。

>ニコラスさん

タヒチの山奥までいくと鰻が沢山いる場所があります。蒲焼・・・・したいなぁ。
実は私も見たことがなくて、一度見てみたいのですが
どうやら
耳があるとか!?
何も聞こえてないとは思うのですが・・・
特に「蒲焼」なんて聞こえてしまったら大変です。絶対捕獲できません。
もちろんノアノアでしょうなぁ。

1M以上のAPEの葉を見たことないはまだないんですけど
もしかしたら、それくらい大きくなるのかもしれないですね。
雨の中、葉っぱをさしてるタヒチやんがいたらすごく可愛いと思います。
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